家康と対峙する秀吉の本陣
十六世紀前半、尾張守護代・織田久長によって築城されたとされる。この城の北には秀吉軍の羽黒城と池田恒興が奇襲をかけ占拠した犬山城があるほか、複数の砦が築かれた。南には家康の本陣・小牧山城がある。城は「小牧・長久手の戦い」の講和条件として取り壊され、廃城となった。
城跡は現在、小学校となっており、残念ながら遺構は残らないが、周囲には堀の名残と思われるような道も見られる。
※城跡につきましては、小学校敷地内なので学校の授業日は許可なく入れません。ただし、併設されている図書館の開館日(土日)午前10時30分より午後5時は、駐車場を使用し見学をすることができます。