岡崎宿は江戸日本橋から数えて38番目の宿場町。
岡崎は徳川家康が生まれた岡崎城の城下町であり、また矢作川の舟運による物資集積で栄え、東海道の宿場町では三番目の規模を誇った。岡崎城は城下町を堀や土塁で囲った惣構えを持ち、東海道はその内側の外郭内に通され、「二十七曲り」と呼ばれる屈折の多い道筋となっている。
これは城の中枢(内郭)の防衛とともに多くの町屋を立ち並べる工夫ともいわれる。戦災や都市化により町並みは失われ道路は拡幅されたが、八丁味噌の蔵が立ち並ぶ通りは風景が一変する。
岡崎宿
おかざきしゅく
見どころ
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岡崎二十七曲りの碑
岡崎宿のシンボル、二十七曲りの東の出発地点。道筋の解説とルート図が示されている。
住所 〒444-0013 愛知県岡崎市根石町47 -
隨念寺
徳川家康が祖父松平清康と大叔母於久の方の菩提を弔い創建した。楼門と白土塀が美しい。
住所 〒444-0032 愛知県岡崎市門前町91-1
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岡崎信用金庫資料館
大正6年(1917) に建築 。赤レンガと地元産の御影石を組み合わせたルネッサンス風様式。
住所 〒444-0038 愛知県岡崎市伝馬通1丁目58 -
新田白山神社
徳川家康の故事にならい、毎年6月30日には厄除けの鳥居くぐりの神事が行われている。
住所 〒444-0052 愛知県岡崎市康生町345-1 -
八丁蔵通り
東海道と交差する味噌蔵の黒壁の道。道を挟んだ光園寺の白壁のコントラストが約180メートルに渡って続く。
住所 〒444-0925 愛知県岡崎市八丁町 -
家康行列(4月)
岡崎の春の風物詩。公募で選ばれた家康公をはじめ三河武士団や姫行列など約700名が街を練り歩く。
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岡崎城下家康公夏まつり花火大会(8月第1土曜日)
乙川河畔(殿橋付近)・矢作川河畔の会場でバラエティに富んだ花火が披露される。