実相寺

じっそうじ

三河最古の臨済宗寺院で、足利(吉良)満氏が1271年に創建した吉良氏の菩提寺(ぼだいじ)で、三河臨済禅の中心として栄えました。開山の聖一(しょういち)国師(こくし)(円爾(えんに))は、禅文化としてこの地方に初めて茶をもたらしたといわれており、釈迦堂(県指定文化財)など多数の文化財を所蔵しています。
天正年間(1573~92)、実相寺の再興に家康の重臣鳥居元忠が尽力したようで、彼の墓といわれる石塔が境内墓所に遺っています。

所在地
〒445-0894 愛知県西尾市上町下屋敷15

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