あいち武将観光ガイドブック掲載!1泊2日コース
本協議会のオリジナルキャラクターであるいえやすくん(西三河)、のぶながくん(尾張)、ひでよしくん(名古屋)、ただつぐくん(東三河)、おだいちゃん(知多)のゆかりあるスポットを巡るコースとなっております。あいち武将観光ガイドブックにもそれぞれのスポットが掲載されているのでご覧ください。
DAY1
長光寺の臥松水
長光寺は1161年に平頼盛の寄進によって創建された臨済宗妙心寺派の寺院で、境内奥には臥松水という井戸があり、当時は甘くおいしい水が出ると評判の井戸でした。信長は近くの清須城を居城としており、そこからほど近いこの寺は若かりし彼の遊び場であり、この井戸の水を好んで茶の湯に用いたと伝わります。また、信長の死後、側室が寄進したといわれる県指定の文化財である鰐口が境内の六角堂(国重文)前に掲げられています。
徳川美術館
徳川家康の遺品を中心に、尾張徳川家初代義直(家康9男)以下代々の遺愛品、いわゆる「大名道具」1万件余りを収める美術館。所蔵品の中には、信長・秀吉など歴代の為政者の手を渡ってきた品も多く含まれ歴史的・文化的にも価値の高い日本美術コレクションとなっている。令和5年は年間を通じて徳川家康ゆかりの品を特集する。
坂部城
徳川家康の生母・於大の方が、城主・久松俊勝と再婚し、15年間暮らした城。その間、熱田や駿府で人質の身であった家康に、励ましの手紙や衣類を送り続け、後に家康の運命や人間形成に大きな影響を与えたと言われています。
また、桶狭間の戦いを控えた永禄3年(1560)年5月17日、於大の方と家康(当時、松平元康)はこの地で母子16年ぶりの感激の再会を果たしたと伝えられています。その後、坂部城は天正5年(1577年)に織田信長の家臣、佐久間信盛の手勢により攻められ、落城炎上しました。
現在は、城山公園となっており、石碑には、久松家先祖からの苦労を刻み伝えています。
DAY2
岡崎公園(岡崎城、産湯の井戸、えな塚)
岡崎公園は、徳川家康公が生誕した岡崎城を中心とした歴史公園です。
白亜の天守閣を囲んで乙川、伊賀川沿いに咲き誇る春の桜は見事で「日本さくら名所100 選」にも選ばれているほど。
桜まつりの時季には多くの人が訪れ、メインイベントの家康行列や、夜桜のライトアップを楽しめます。
吉田城
東三河の要衝として、戦国時代には牧野氏と戸田氏による激しい争奪戦が繰り広げられた。家康は東三河統治のために重臣の酒井忠次を配し、秀吉は家康に対する東海道の抑えとして池田輝政を城主とした。また、織田信長は武田氏を滅ぼした後に立ち寄り酒宴を行った。市街地にありながら三の丸や外堀などに江戸時代の土塁があり、一部には戦国時代の遺構も残存している。現存する安土桃山時代の野面積み高石垣は全国屈指の規模を誇る。