愛知の
武将・姫

織田家

  • 織田信長

    1534~1582

    尾張国勝幡城生まれ(愛知県稲沢市、愛西市)。桶狭間の戦い、美濃攻めを経て、足利義昭を奉じ室町幕府を再興。天下静謐を目指し各地の敵対勢力を退け、関東から中国まで広く勢力を拡大。1582年、京都本能寺宿泊中に家臣明智光秀の謀反に遭い自害。

  • お市の方

    1547~1583

    尾張国那古野城生まれ(愛知県名古屋市中区。他諸説あり)。信長妹。近江小谷城の浅井長政に嫁ぐが離別。清須会議後、柴田勝家に嫁ぐ。賤ヶ岳の戦いに敗れた勝家とともに自害した。

  • 織田信雄

    1558~1630

    尾張国清須城生まれ(愛知県清須市)。信長二男。賤ヶ岳の戦いを経て、勢力を拡大した秀吉と対立。家康に助勢を求めともに戦う(小牧・長久手の戦い)が、秀吉軍に攻めこまれ服従した。小田原攻めの後、秀吉による国替えの命を拒否し領土を失った。

  • 柴田勝家

    ?~1583

    尾張国下社城または一色城生まれ(愛知県名古屋市名東区)。最初、信長弟の家臣として信長と戦うが敗れ臣従。信長の重臣として北陸方面軍を指揮した。信長死後、お市の方を娶るが秀吉と対立。賤ヶ岳の戦いに敗れて自害した。

  • 池田恒興

    1536~1584

    尾張国海東郡生まれまたは同郡荒子生まれ(愛知県名古屋市中川区)。母は信長の乳母。本能寺の変後、秀吉に協力して山崎の戦いで活躍。秀吉と家康が戦った小牧・長久手の戦いでも秀吉軍に加わり、三河侵攻軍の先陣を務めたが家康軍に敗れ戦死。

  • 前田利家

    1537~1599

    尾張国荒子城または前田城生まれ(愛知県名古屋市中川区)。若年時より信長に仕え、戦場で活躍。柴田勝家率いる北陸方面軍の武将として各地を転戦。賤ヶ岳の戦い後、秀吉に従属。家康とともに晩年の秀吉を支えた。

  • 水野信元

    ?~1575

    尾張国緒川城生まれ(愛知県東浦町)。於大の兄、家康の叔父。水野家は尾張国知多半島東部を領有した国衆。信長と家康の同盟を仲介しやがて信長に従属したが、武田家との内通を疑われ、信長の命で自害。

画像所蔵先
織田信長画像(神戸市立博物館蔵)、織田信雄画像(甘楽町歴史民俗資料館蔵)、柴田勝家画像(「国史画帖大和桜」/福井市立郷土歴史博物館蔵)、池田恒興画像[複製](長久手市郷土資料室蔵)、前田利家画像(開禅寺蔵/画像:石川県立歴史博物館提供)