庄野宿

しょうのしゅく

庄野宿は江戸日本橋から数えて45番目の宿場町。庄野宿は、寛永元年(1624)に東海道の宿場の中で最後に設置された。これにより江戸から京都までの五十三次、江戸から大坂までの五十七次が完成した。国道の喧騒から外れた東海道や交差する路地の道幅はほぼ昔のまま。数軒の古い家屋が残る中、江戸時代に油問屋を営んだ旧家主屋の一部を創建当時の姿に復元して庄野宿資料館として公開されている。また安藤広重が描く「東海道五十三次」の風景版画の中の傑作といわれる「庄野の白雨」でもよく知られている。