日坂宿

にっさかしゅく

日坂宿は江戸日本橋から数えて25番目の宿場町。箱根峠、鈴鹿峠とともに難所といわれた小夜の中山峠を超えた先が日坂宿。東海道の宿場では坂下、由比に次いで三番目に小さかった。今も江戸時代の町割りや旅籠建物、さらに家々には屋号を記した看板が吊るされ宿場の歴史を伝える。旧道を南へ行き、国道と合流した先に事任八幡宮。願い事が「こと(事)のまま(任)にかなう」という評判がたち、にぎわったという。