丸子宿

まりこしゅく

丸子宿は江戸日本橋から数えて20番目の宿場町。山間にひっそりたたずむ丸子宿は、古来からとろろ汁が名物。丸子橋の手前には歌川広重の浮世絵にも描かれた丁子屋の茅葺屋根の茶屋がたたずんでいる。茶屋は宇津ノ谷峠を控えた旅人や峠越し休憩した旅人たちで大いににぎわったという。西隣の岡部宿との間には間の宿・宇津ノ谷の集落や古道「蔦の細道」があり、タイムスリップしたような景観に出会える。