金谷宿

かなやしゅく

金谷宿は江戸日本橋から数えて24番目の宿場町。大井川を挟んで対岸の島田宿とともに川越宿場として栄えた。島田宿と同じく大井川が川留めになると多くの人でにぎわった。また、宿場の西には難所で知られた小夜の中山峠があったため、宿の大きさの割には多くの旅籠が置かれていた。宿場町は住宅や商店街に変わったが、峠に向かう坂道には平成の道普請でよみがえった金谷坂石畳がある。