御油宿は江戸日本橋から数えて35番目の宿場町。
西隣の赤坂宿との距離は1.7キロメートルで、東海道の宿場間では最も短い。そのため双方の客引き合戦も激しく、歌川広重の浮世絵にも女性が旅人の袖を引っ張る絵が描かれている。
二つの宿の境界には現在も約350本の松並木が約600メートルに渡って立ち並ぶ。国の天然記念物に指定された景観は圧巻。
見どころ
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御油の追分、秋葉山常夜燈
本坂道との分岐点で 、常夜燈と道標がある。
住所 〒441-0211 愛知県豊川市御油町行力1-29 -
御油の松並木資料館
御油宿の町並みの復元模型などの資料が揃う。
住所 〒441-0211 愛知県豊川市御油町美世賜183
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御油のマツ並木
江戸幕府の交通政策として植樹された約350本の松の大木が並ぶ。
住所 〒441-0211 愛知県豊川市御油町並松 -
とよかわ桜まつり(3月中旬~4月上旬)
桜の開花にあわせ市内各所で開催される。御油宿付近では音羽川の両岸に約600本のソメイヨシノが咲く。
住所 〒441-0211 愛知県豊川市御油町周辺 -
御油夏まつり(8月第1土曜・日曜日)
御油神社祭礼による3,000発の華麗な打上げ煙火のほか、音羽川の段丘でも川煙火が繰り広げられる。
住所 〒441-0211 愛知県豊川市御油町膳ノ棚 字膳之棚31番地